徒然 旅Diary

2025年8月 コロナ療養日誌

新型コロナウイルスが再び流行しています。さらに変異した症状も出てきているようですが、私のかかったコロナウイルスの症状や対処方法、食事など記録したいと思います。

1.症状

0日目(8月10日 日曜)
時間体温症状食事
18:00くしゃみ・のどのいがいが
22:0036.5度悪寒・鼻水・関節痛
1日目(8月11日 月曜祝)
時間体温症状食事
6:0038.0度悪寒・頭痛・発汗なし小青竜湯お粥
9:0038.5度悪寒・頭痛
12:0039.0度悪寒・頭痛・発汗なし葛根湯加川芎辛夷お粥
15:0039.3度頭痛
18:0039.2度頭痛・発汗なし葛根湯加川芎辛夷お粥
21:0039.0度頭痛
2日目(8月12日 火曜)
時間体温症状食事
3:0038.5度頭痛・発汗なし
6:0038.5度頭痛葛根湯加川芎辛夷お粥
9:0036.3度頭痛・発汗なし
12:0037.5度頭痛・発汗なし葛根湯加川芎辛夷・カロナールうどん
18:0037.2度頭痛・発汗なし葛根湯加川芎辛夷白米
22:0037.1度頭痛・体の痛みカロナール
3日目(8月13日 水曜)
時間体温症状食事
6:0037.5度体の痛み・発汗なし葛根湯加川芎辛夷白米
9:0036.8度腰痛・悪寒
10:0037.7度
11:00腰痛温湿布
13:0037.4度葛根湯加川芎辛夷白米
16:0038.1度耳の奥の痛み
17:0037.9度腰痛
18:0038.0度発汗葛根湯加川芎辛夷白米
21:0038.0度腰痛温湿布
4日目(8月14日 木曜)
時間体温症状食事
1:0037.5度腰痛カロナール
6:0036.4度葛根湯加川芎辛夷白米
9:0035.8度体の痛み
10:0036.4度胃痛葛根湯加川芎辛夷白湯・白米
18:0036.4度腋下リンパがピリピリする葛根湯加川芎辛夷
21:0036.4度白米・味噌汁
5日目(8月15日 金曜)
時間体温症状食事
1:0037.1度腰痛カロナール
6:0036.2度腰痛葛根湯加川芎辛夷白米・味噌汁
9:0035.5度
12:0036.4度腰痛葛根湯加川芎辛夷白米・味噌汁
18:0036.4度腰痛葛根湯加川芎辛夷白米・味噌汁
22:00腰痛カロナール
6日目(8月16日 土曜)
時間体温症状食事
6:0036.4度葛根湯加川芎辛夷通常
12:0036.4度葛根湯加川芎辛夷通常
18:0036.4度葛根湯加川芎辛夷通常

※外出を控えることが推奨される期間
・特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目として5日間は外出を控えること、
かつ、
・5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。

2.症状・対処

悪寒・頭痛から始まり、発熱、鼻水、体の痛み、腰痛が主な症状でした。また、つらかったのが、高熱のため水分を多くとりましたが、発汗せず、1時間おきにトイレに行きたくなることでした。高熱、頭痛で寝ていたいのに、十分な睡眠をとることができず、とてもストレスでした。

今はやっているコロナウイルス「ニンバス」は、大きな特徴として喉に強い痛みを引き起こすようですが、私の症状にはありませんでした。

色々なサイトを見て、調べた結果をまとめました。

頭痛

発熱と同時に頭痛が始まり、高熱の時だけでなく37度台でもずっと痛かったです。
処方してもらった「カロナール」を服用すると、約3~5時間、痛みは治まります。また、食前に「葛根湯加川芎辛夷」を5日間飲み続けましたが、飲んだ後、約1~2時間、痛みが治まっていたような気がしました。なので、「葛根湯加川芎辛夷」と「カロナール」をずらして飲むようにして、痛みの調整をしていました。

発熱・発汗なし

38.0度から始まり、最高は39.2度でした。1日目は高熱が続き、2日目、3日目は36度から38度台の間を上がったり下がったり。4日目以降は、ほぼ36度台になりました。
38度の熱がでたので、まず何か飲んだほうがいいなと思い「小青竜湯」を。「葛根湯加川芎辛夷」があったので、熱に対応しているこちらに変更。
通院し、コロナとわかり、「ゾコーバ」を紹介されました。5,000円くらいかかりますがどうしますか?と聞かれましたが、症状も熱だけだったので今回は辞退しました。(が、つらすぎて後からもらっておけばよかったと思いました💧)
処方されたのは、解熱、痛み止めのための「カロナール」だけだったので、他に何か飲んだ方がいいのでは?と調べてみました。
コロナにしろインフルエンザにしろ、検査してからでは遅く、症状が出たらすぐに「麻黄」の入った漢方を飲む方がよいとのことでした。「小青竜湯」「葛根湯」に入っていることがわかり、今回は「葛根湯加川芎辛夷」に決め、最低でも4日間飲み続けたほうが良いとあったので、熱が平熱に戻ってもやめずに、計5日間飲み続けました。3日目に、汗もではじめました。
 今回は、自宅にあった「小青竜湯」「葛根湯加川芎辛夷」を服用しましたが、さむけも節々の痛みもあったので「麻黄湯」にすればよかったと思いました。しかし、「麻黄湯」の注意事項に、「高齢者、高血圧、緑内障、甲状腺機能障害のある方は服用しない」とあったので、服用には注意が必要です。「小青竜湯」「葛根湯加川芎辛夷」は、「麻黄湯」や「葛根湯」に比べると、麻黄の成分が少ないので、高齢者でも使える漢方のようです。年齢や持病に合わせて、漢方を選ぶとよいと思います。

体の痛み・腰痛

最初の体の痛みは、インフルエンザの時のような節々の痛みでした。インフルエンザかも…と思い「小青竜湯」を飲みました。その後、高めの熱が出るようになったのとたまたま家にあった「葛根湯加川芎辛夷」に変更しました。服用すると、時間は短いものの、痛みを和らげる効果を感じました。
腰痛も、コロナの際にはよくある症状のようで、「コロナ腰痛」と名付けているサイトもありました。温湿布を貼ると、かなり楽になりました。

胃痛

胃が痛くなりましたが、冷たいものを飲みすぎたようで、白湯や味噌汁を飲むと治りました。

カロナール

病院で「解熱」「痛み止め」として処方されました。

カロナールの効果が続く時間は2〜6時間。カロナールの成分であるアセトアミノフェンは比較的安全な薬と言われ、インフルエンザの時や授乳中、子供に対してもよく使われる薬です。
副作用が少ない薬ですが、血中でのカロナールの濃度が極端に高くなると、肝臓の障害が起きるとされているので、使用間隔(最低6時間)を守ることが大切です。可能性がある副作用として下痢や腹痛、吐き気などがありますが、高用量での使用時に可能性が高くなるため、注意するようにしましょう。

小青竜湯

主に、さらさらした鼻水や、せきと一緒にたんが多く出るかぜやアレルギー性鼻炎に用いられる漢方薬です。また、花粉症などのアレルギー性鼻炎、気管支炎や気管支喘息などの際にも効果が期待できる漢方薬です。

葛根湯加川芎辛夷

葛根湯が元になっているため、鼻づまりの症状の他に頭痛や首の後ろのこりがある人に適しています。葛根湯は、発汗、熱を発散させ、痛みや炎症を抑える働きがあります。首のこりや頭痛を伴う鼻づまりでは、鼻水という余計な水や熱を発散させながら、鼻づまりや鼻水に有効な辛夷と血行をよくして痛みを和らげる川芎が働きます。

3.まとめ

国内の最高気温を更新する最中、熱中症に気をつけてはいましたが、新型コロナウイルスの予防油断があったような気がします。今考えてみれば、手洗いの回数が減ったり、消毒を省略するなどしていました。初めてコロナに感染し、とてもつらい病気だと実感し、改めて予防に努めようと思っています。
漢方は、相性のような「症」があるそうです。相性の良い漢方を使って、コロナのつらさを少しでも軽減できたらと思います。少しでも参考になれば幸いです。

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