日本での万博は2005年の「愛・地球博」以来、20年ぶりに開催!?前回行けなかった後悔が…行くしかない!!と9月30日、慌てて行ってきました。
万博とは?
万博(ばんぱく)は、「国際博覧会」(こくさいはくらんかい)の略称で、英語では「EXPO(エキスポ)」とも呼ばれます。
これは、世界各国から人やモノが集まり、科学技術、文化、芸術、そして社会的な課題への取り組みなどを紹介し、国際的な交流を深める大きなイベントです。
主な目的としては、
- 未来の展望を示す: 人類が利用できる手段や活動、進歩の成果を展示し、未来への可能性を示します。
- 国際交流の促進: 参加国が自国の文化や技術をアピールし、世界の国々との交流や協力を深めます。
- 社会課題への対応: 環境問題や持続可能な開発目標(SDGs)など、地球規模の課題に対応するテーマが掲げられることもあります。
新しい技術や商品が発表され、開催地の社会や経済に大きな影響を与えることもあります。例えば、1970年の大阪万博(EXPO'70)では、日本の高度経済成長を象徴する出来事となりました。
国際博覧会条約に基づいて開催され、「登録博」(大型万博)と「認定博」(小型万博)の2種類があります。
大阪・関西万博は、登録博覧会(登録博)に区分されます。
万博(国際博覧会)には、主に以下の2種類があります。
分類 | 登録博覧会(登録博) | 認定博覧会(認定博) |
通称 | 大型万博(旧:一般博) | 小型万博(旧:特別博) |
開催間隔 | 少なくとも5年以上の間隔を置く | 2つの登録博の間に1回だけ開催可能 |
開催期間 | 6週間以上6ヶ月以内 | 3週間以上3ヶ月以内 |
テーマ | 総合的なテーマを扱う大規模博覧会 | 特定・専門的なテーマを扱う |
日本ではこれまでに6回の万博が開催されています。
- 1970年 大阪万博
- 1975年 沖縄国際海洋博覧会
- 1985年 筑波科学万博
- 1990年 花と緑の博覧会(大阪)
- 2005年 愛・地球博(愛知)
- 2025年 大阪・関西万博
2025年 大阪・関西万博
入場
取れたチケットは、12:00。行こうと決めて、チケットの登録を行ったのが9月10日。サイトを見て驚きました😲 予約できる時間が早くて12時。慌てて予約しましたが、のんびりしていたら夕方入場になるところでした😱
日本旅行で、ガンダムパビリオン確約日帰りパックをすでに予約していたので、危うく無駄になるところでした💧
12時入場ですが、早めに行って並ぼうと10時に着きましたが、12時入場の列にも多くの人が並んでいました。天気予報では曇り予報でしたが、きれいな青空が広がる行楽日和でした。日傘、帽子は必須です。長時間の待ち時間のために、簡易椅子をもっている常連さん(?)も多くいました。流石です。ちょこちょこと、移動するので、敷物だとちょっと不便かもしれません。
11:30頃には、手荷物検査の列に並び始めました。「23」の列に並びましたが、他の列より早く進んでいました🙌
現地でもアナウンスしていましたが、チケットのQRコード、念のため自宅でスクショしておいた方がいいです💡 通信が突然切れたり、つながらなかったりと不安定です。入場するとき、慌てないためにも。


11:45には入場できました。
とにかく、どのパビリオンも混んでいました。スマホで、混雑状況を見ながら動いていましたが、目的のパビリオンに着くと、情報の倍の待ち時間になっていたりで、閉会間際のこの時期は、情報がついていかない感じでした。歩いて、待ち時間が少ないパビリオンがあったら即並ぶ、が一番のような気がします。
アゼルバイジャンパビリオン
アゼルバイジャンパビリオンは、「サステナビリティへの7つの懸け橋」がテーマ。
巨大な7つのアーチが特徴的な外観で、詩人ニザーミーの「七人の美女」にインスパイアされています。360度の没入型映像や伝統芸術の展示を通し、同国の多様な文化と未来への取り組みを体験できます。



入り口にあるアゼルバイジャンの景色の写真は素晴らしかったです。行ってみたいなと思う自然の風景ばかりでした。中では映像が流れ、民族衣装が飾られています。観覧時間は約10分。出口には、ショップとカフェがありました。
入場するまでに約30分。出るころには、列の長さはどんどん伸びていました。
夜の地球
直径1mを超える輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」を展示しています。


漆黒の地球に金箔や螺鈿で都市の光を表現した圧巻の美しさです。輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」は、2024年元日の能登半島地震で、保管されていた石川県輪島漆芸美術館も被災したにもかかわらず、奇跡的に無傷で残ったため、復興のシンボルとして展示されています。伝統工芸の力と世界平和への願いを伝えています。待ち時間なしで、鑑賞可能でした。
サウジアラビアパビリオン
「より良い未来のために一緒に (The Sky is not the Limit) 」をテーマに、中東の伝統と未来への大胆なビジョンを体感できる巨大な空間です。
パビリオンの魅力
- 伝統的な街並みの再現: 伝統市場の「スーク」をイメージしたデザインで、サウジアラビア産の軽量石材を使った建物が連なり、迷路のような路地を巡り、異国情緒にあふれています。
- 未来都市「NEOM」の紹介: 「サウジ・ビジョン2030」の象徴である未来都市「NEOM」など、石油依存からの脱却を目指す最先端の取り組みを、迫力ある映像やデジタル技術で紹介しています。
- 没入型展示とライブパフォーマンス: 7つのギャラリーで文化遺産、スポーツ、海洋保全などを紹介するほか、中央の「サウジ広場」では伝統舞踊やモダンなDJパフォーマンスなどのイベントが開催されています。
2030年のリヤド万博開催国です。



大屋根リングの下に待ち列の入り口も列もあったので、日差しを避けることができ、助かりました。待ち時間、1時間で入場することができました。
中では、光の楽器があり、体験することができました。迷路のような街並みが再現され、サウジアラビアを疑似体験することができました。次回万博の開催国。行ってみたいです!観覧時間は、15分~30分。
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダムネクストフューチャーパビリオン)
「ガンダム」を通して、世界中の人々と「未来」を共創するきっかけを提供するパビリオンです。
テーマ それは「未来」へとつながっていく
見どころ
約17mの実物大ガンダム像(RX-78F00/E)は、宇宙と未来に手を差し伸べる新たな姿で、屋外に展示されています。
体験
館内では、ガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や「未来技術」を、ウォークスルー型で没入体験できます。新作の映像とソニーの触覚技術「Haptic Floor」などで演出され、モビルスーツが兵器ではなく、人類と共存する平和な「新たな宇宙世紀」を描き出しています。



ほぼアトラクションで、楽しかったです。万博らしい未来を感じさせるストーリーで、臨場感もありました。ガンダムが近くで戦っている姿を見ることができて、ちょっと感動しました。
入場はもちろん待ち時間なしです。
大屋根リング
16時近くになり、大屋根リングで移動もかねて散策することにしました。上からパビリオンの建物を見ることができ、パビリオンの外観を眺めるだけでも楽しかったです。



一周することも考えましたが、足が痛くて4分の3周で諦めました💧 待ち時間のダメージはかなりあります。



噴水ショーや、パビリオンの外観を見るだけでも楽しかったです。どのパビリオンも素敵でした✨
買い物
東口ゲートのオフィシャルストアは、入場時点から長蛇の列。入るだけでおそらく30分~1時間待ちなのでは。


会場の中には、小さいながらもオフィシャルストアがちょこちょこあり、とりあえず待ち時間の少ないショップに入りました。他には、スイスのショップにも入りましたが、ショップに入るまで約30分かかりました。(右)キャロットチーズケーキ(1,100円)は、スイスの伝統レシピをベースにした優しい味わいのケーキでした。



17時30分。足も疲れ、結構満足したので、最後にゲート近くの大丸のオフィシャルストアに入りました。待ち時間も15分ほどで入ることができましたが、店の中は人でいっぱいで、移動に苦労しました😵。ほかの店でみなかった『ミャクミャクもなか』。かわいいので買っちゃいました🫠 1箱864円とお高めですが、やっぱりかわいいお菓子です♪
ちなみに、反対側のオフィシャルストアに入る列は、長蛇の列で、おそらく入るのに1時間ぐらいでは。品ぞろえに差があるためなのか、列の長さの違いはいまだ不明です。
まとめ
ニュースでも聞いてはいましたが、閉幕間近でとても混んでいました。
9月に入ってから行くことを決めたので、パビリオン予約はもちろん7日前抽選のみ。申し込みましたが、落選通知が。直前予約は3日前から前日の朝9時ぎりぎりまで先着予約にチャレンジしましたが、空きが出ても「確保できませんでした」のメッセージが続き、まったく予約にたどり着けません。3日前の予約は0時から始まりましたが、やはり0時過ぎから1時までが一番空きがあったように感じました。最初は空きがあっても申し込んでいいのかな…なんて、もたもたしてましたが、何でもいいから申し込んでおけばよかったと悔やまれます。これから申し込みの方は、迷わずなんでも申し込むことをお勧めします。
日帰りで弾丸でしたが、行ってよかったです。ただ、もっと早く行っておけばよかったなとも思いました。次回の万博は、早く行くぞー